GWに表参道ヒルズで開催しているLeslie Keeの「Super Tokyo」を観てきました。
Leslie Kee Super Tokyo
私は勉強不足でこのフォトグラファーを知らなかったのですが、
彼はシンガポール出身のファッションフォトグラファーで、ファッション雑誌やCDジャケットで有名人を撮り続け、近年めきめきと有名になってきているようです。
自分が早くに母親をなくして施設で育てられた背景もあり、今回のこの東京での展示もすべて彼の自費で東南アジアの援助のために行っているとの事。
Leslie Kee
展示は東京で働く1000人のモノクロヌードのポートレイトですが、写真のきわどい箇所に泡のイラストとなぜかキティちゃんがいるというものでした。
なぜキティちゃんがいるのか。
それはちょっと分からなかったです。
私は最初キティちゃん的なノリがちょっとついていけなかったのですが、そうそうたる著名人が彼のチャリティの為にヌードになっていること、一般の学生や会社員もカメラの前で自然にかなり強烈なポーズを決めていることに驚きました。
会場にはLeslie本人も来ていて、きさくにサインや撮影に応じていました。
あとで彼のアシスタントをしていた人と話す機会がありましたが、やはり彼の人脈とコミュニケーションの能力はずば抜けているとのことでした。
なんでもない雰囲気を漂わせているからこそ自然な写真が撮れるのかなー。
そして確かにキティちゃんが写真の中にいるからこそ、1000枚ものポートレイトから過剰ないやらしさやギトギト感が薄まって、きちんとした流れを作っているのかなと思いました。最後のほうはキティちゃんがいるのがむしろ自然になり、写真の一部になっているような気になったのでとても不思議な感覚でした。
明日までです!
5/06/2010
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